セールスライティングには、いくつかの決まった型があります。
今回紹介する『QUESTの法則』もその一種で、初心者でも簡単にセールスライティングが書けるようになります。
そこで、本記事では『QUESTの法則』について、使い方を踏まえて紹介します。
こんな方にオススメ
- QUESTの法則について知りたい
- セールスライティングの型を知りたい
- 売り上げを上げられる文章術を知りたい
目次
QUESTの法則とは?

有名なコピーライター「マイケル・フォーティン」氏が提唱したもので、セールスコピーを5つのパートに分け、それぞれの要素の頭文字をとったものが『QUESTの法則』になります。
それでは、詳しく掘り下げていきましょう。
QUESTの法則:Qualify(絞り込み)
Qualifyは、読み手/ターゲットの絞り込みの段階です。
ターゲット/読み手を絞り込んで書くことで、読者に対して「あなたのこんな悩み/問題をこの記事では解決できます」と相手にニーズに合わせた記事であることを明確に伝えることができます。
特に、ネット記事などは読者の離脱率が高い為、
導入時点で「自分の為の記事だ!」と読者に感じさせることが重要。
【例文】
- 毎日、深夜に目が覚めてしまい、眠りが浅い、ということはありませんか?
- 30を過ぎてから体重が気になり始めたあなた!
QUESTの法則:Understand(理解)
Understandは、読み手のことをどれだけ理解/共感しているかを伝える段階です。
読み手の悩みを理解/共有し、仲間意識を持たせ信頼を得ましょう。
また、読み手に「このままだとやばいのか…」と問題の深刻さ(デメリット)明確に伝えることで、次へ繋げやすくなります。
【例文】
- 昼頃に眠くなって仕事が手につかなかったせいで、
職場の同僚にも迷惑をかけてしまいました。 - ダイエットが続かず、周りからも白い目で見られていました。
彼女に振られてから変わろう!と決意したのがきっかけです。
QUESTの法則:Educate(教育)
Educateは、読み手に商品の紹介/説明を行う段階です。
その商品が、読み手の悩みを解決できる理由を説明しましょう。
信憑性を出すために、下記の具体例を挙げるのがオススメです。
【説得力が増す具体例】
- 実績・具体的な数字
- 導入前→導入後の比較
- 体験談・周りの評価/口コミ
- 有名人などの使用例
- 機関の資料(論文)など
QUESTの法則:Stimulate(興奮)
Stimulateは、読み手の購買意欲を高める/煽る段階です。
商品を買うべき理由(メリット)を伝え、顧客の感情を揺さぶりましょう。
人は損失を回避する傾向がある為、買わなかった際のデメリットを伝えると効果的です。
【具体例】
- 今に○○した方が、○○よりも、断然お得!
- ○○して、異性の心をわしづかみにしましょう!
QUESTの法則:Transition(変化)
Transitionは、読み手を顧客へ変化させる/行動を促す段階です。
商品を購入してもらう為の後押しをしましょう。
また、購入を後回しにされてしまうと、結果的に忘れたり、目移りされて、購入が遠ざかります。
すぐに購入する理由や、購入できる環境づくりに努めましょう
【効果的な具体例】
- 期間限定/数量限定など、特別性の提示
- 記事下に、購入リンクを設置する
QUESTの法則:まとめ

今回は、QUESTの法則について紹介してきました。
売りたいものや、伝えたいことによって、内容を変えて使える文章の型なので、是非参考にしてください。