キーワード選定に欠かせない「キーワードプランナー」というツールを知っていますか?
効率的に、キーワードの検索ボリュームや関連するワードを調べることができるツールで、多少制限はありますが、無料で使用できます。
しかし、「登録や使い方がわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、『キーワードプランナーの使い方/登録方法』について紹介します。
ブロガー向けに〝無料で〟使う方法を紹介しています。
広告出稿のやり方は紹介していません。
今回の内容
- キーワードプランナーについて
- キーワードプランナーの登録方法(2022/3/28時点)
- キーワードプランナーの使い方
目次
キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーとは、Googleが提供しているGoogle広告内のツールです。
広告配信者向けのツールですが、広告を停止することで、無料で使えます。
メインキーワードの関連ワードや検索ボリュームなどを調べることが可能です。
無料の場合、機能が一部制限されます。
例)検索ボリュームで具体的な数値を見れない
有料版:6,500/無料版:1,000~10,000
具体的な数値を知りたい場合、少額での広告出稿することで解決できますが、ブログのキーワード選定にはそこまで影響しません。
キーワードプランナー:登録方法
本章では、キーワードプランナーを実際に使う手順を紹介します。
はじめに、Google広告への登録が必要なので、アカウント設定を行います。
※Google広告を登録されている方は
→→キーワードプランナーの使い方へ
step
1Google広告へログインする

Google広告へアクセスして右上の『今すぐ開始』を選択して
既存(自身の)アカウントでログインしましょう。
step
2広告目標の設定

ログイン後、キャンペーン作成ページへと移ります。
広告配信をしない場合でも、入力が必要なので項目を選択します。
ブロガーなら『ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす』でOKです。
step
3ビジネス名の設定

続いて、ビジネス名を入力します。
こちらでは、自身のブログサイト名を入力しましょう。
step
4ユーザー表示ページ設定

ユーザーが広告をクリックした際の表示サイトを設定します。
自身のサイトURLを入力しましょう。
step
5広告作成

実際に出稿する広告の内容を決めていきます。
キーワードプランナーを使用するだけの目的であれば、適当でOKですが、『広告に通話ボタンを表示する』のチェックは外しておきましょう
後から、広告出稿したくなった場合でも、キャンペーンを作り直すことができるので大丈夫。
step
6キーワードのテーマ設定

キーワードのテーマを設定します。
広告を出さない場合は、適当でOKです。
step
7地域設定

地域の設定をします。
特に設定することはありません。そのまま、次に進みましょう。
step
9広告料の設定

料金の設定をします。
広告を出稿しない場合は、万が一キャンセルができていなかった時の為に最低金額を設定しておきましょう。
筆者は1円からで可能でしたが、環境などによっては無理かもしれません。
コチラの入力が終われば、これまでの設定の確認画面が出ます。確認の上次に進みましょう。
step
10支払い情報の確認

名前や住所、クレカの設定を行いましょう。
step
11登録完了

以上で、Google広告への登録は終了です。
しかし、まだ広告停止が行われていないので広告停止をする必要があります。
また、初期段階ではキーワードプランナーも使用できないので設定をしていきます。
step
12アナリティクスとの連携

登録終了後、『キャンペーンを確認』をクリックすると上記画面が表示されます。
これは、広告の効果を計測するために、アナリティクスとの連携設定する画面ですが、広告を掲載しない場合は不要。
左上の『×』ボタンやGoogle広告のホームボタンを押してスキップできます。
step
13キャンペーン(広告)の中止

Google広告登録後は、広告出稿が『保留/有効』になっています。
ボタンをクリックして、一時停止を行うことで、広告を止めることができます。
※『一時停止』表示になっているか確認しましょう。
step
14エキスパートモードへの切り替え

キーワードプランナーを使用する場合、エキスパートモードに切り替える必要があります。
右上の設定から、『エキスパートモードに切り替える』を選択しましょう。

変更することで、上記画像のような画面に移ります。
右上の『ツールと設定』→『プランニング』から、キーワードプランナーを使うことができるようになります。
以上で、キーワードプランナーを使用するまでの準備は終了です。
キーワードプランナーの使い方
本章では、キーワードプランナーの使い方を紹介します。
キーワードプランナーでは2つの基本機能があるので、用途に合わせて選択します。
キーワードプランナーの機能
- キーワードを見つける
- 検索ボリュームの確認
それぞれ解説していきます。
キーワードを見つける

キーワードを見つける際は、『キーワードプランナー』→『新しいキーワードを見つける』を選択します。
『新しいキーワードを見つける』では、2つの機能からキーワードを見つけることが可能です。
『キーワードを見つける』の機能
- キーワードから開始
→調べたいメインワードに関連するワードがわかる - ウェブサイトから開始
→入力したサイトが集客しているキーワードがわかる
『キーワードを見つける』機能で、関連キーワードや月間検索数を参考に、記事のネタを見つけることができます。
また、競合サイトを検索して、キーワード分析をすることも可能。
検索結果に表示される「競合性」とは、同じキーワードで広告を出している競合数の目安
※ライバルサイトの有無ではありません!
なお、「キーワードから開始」を使う際は、複数ワード検索できるので、ジャンルが同じであれば、まとめて検索したほうが効率的です。
検索ボリュームを確認する

検索ボリュームを確認する際は、『キーワードプランナー』→『検索ボリュームと予測データを確認する』を選択します。
調べたいキーワードを検索窓に1行ずつ入力することで、各キーワードの検索ボリュームがわかります。
検索結果はダウンロードすることができる
検索結果を手元で持っておきたい方は、ダウンロードすることも可能なので覚えておきましょう。

検索画面右上のマークをクリックして、形式を選択します。
- .cvs→エクセルに保存する場合に使用
- Googleスプレッドシート
過去のデータと比較したり、記事のネタとしてストックする際に便利!
キーワードプランナーについて:まとめ
今回は、キーワードプランナーについて、登録方法から使い方まで紹介してきました。
キーワードを決めるうえで、大まかな検索ボリュームの把握は欠かせません。
ネタ探しや競合分析にも使えるツールなので、是非あなたも有効活用しましょう!
検索ボリュームを見て、どうやって記事のネタを決めるのかについては、下記記事にて紹介しているので参考ください。